今までベッド状だった分娩台が助産師さんによって、てきぱきと分娩スタイルに変わっていく。
カチャカチャっと、足を乗せる台が立ち上がって
お尻の部分がパタンと下に落ち
台に乗せた足にはカバーが掛けられ
いよいよだな…と、ちょっと緊張。
麻酔をもう少しだけ追加してもらったり
おしっこ採りますね~と導尿されたり
そんな事されながら考えていたことは
9年ぶりの出産ということ。
息み方は、覚えているだろうか?
上の子の時は上手て、誉められたけど
今回は麻酔がかかってるし…
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あっ
てか旦那、忘れてた
私「あの…旦那が立ち会う予定だったんですけど」
助産師「あら、どこにいる?」
私「駐車場の車の中にいます」
助産師「えっと、じゃあ電話か」
私「電話かけちゃって良いですか?」
助産師「うん、直ぐに来てもらって」
うーわー。
分娩台の上から、電話かけてまーす
私「もしもし?私です。もう産まれます~。」
旦那「ん!分かった。直ぐ行く」
この時私、無痛分娩てなんか…フリーダム
と、密かに興奮しておりました。
旦那が到着するまでの間に1度息みの練習してみよっか?
との助産師さんの提案で、陣痛の波を待ち
助産師「せーーの!」
私「ふんぎぎぎぎぎ」
助産師「じょおーーーず!!でも、もう息まないで!!旦那さん来る前に赤ちゃん出て来ちゃう」
さすが経産婦さんとか誉められて、悪い気はしない
ほどなくして旦那入室。
給食当番みたいな帽子と前掛けみたいのを着せられていて、一瞬笑いそうになる
いよいよここから、本格的に息みます。
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