この頃から私の中に、総合病院の精神科医に対する不信感が募っていた。
前回、薬の量を元に戻してもらうために、いつもの担当医とは別の医師にあたった。
この医師がとても冷たく感じた。
まあ、医師の立場からすれば、ただでさえ患者が溢れかえっているのに予約外の患者なんて迷惑以外の何物でもなかったのだろう。
今はもうそんなこと無いが、この頃はまだ精神科医に対する幻想(理想像?)みたいなものを抱いていた。
優しく話しを良く聴いてくれて、あたたかく包み込んでくれるような…
一向に良くならない調子。
私は以前、保健センターに電話して紹介してもらった別の心療内科を思い出していた。
隣町の心療内科。
初診から予約が必要。
電話して予約をとった。
この時点ではまだ、セカンドオピニオンのつもりだった。
しかし、結果として私はこの心療内科に第二子妊娠までの9年間通う事になる。
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