旦那が仕事中に事故を起こしてしまいました。
金曜日の朝、見知らぬ番号からの電話で叩き起こされました。
電話口の相手は病院の医師だったのでしょうか?
旦那が事故を起こし、救急車で搬送されたこと
その容態を淡々と話します。
パニックを起こしかける頭の中で唯一救いだったのが
医師からの『命には別状ない』の言葉だけでした。
開放骨折の緊急手術になるため、早々に来院の必要が有るというので
とるものもとりあえず、娘二人を母に託して出掛けました。
行ったことのない病院。
ナビで目的地を設定して出発。
慣れない高速、大きな道路(国道)。
何故か妙に落ち着いていたけど、本当は泣きたかった。
でも泣いている場合じゃない!
途中、道を間違えたりしながら一時間程でなんとか到着。
命に別状は無いけれど…
重傷でした。
事故の状況から、命が助かったのが、奇跡としか言いようがないくらいで
本当の『不幸中の幸い』。
顔と足の骨折以外は脳や内臓にも損傷は見つかっていません。
表面的な傷の処置が終わり、旦那に会いに行くと
泣いていました。
何度も何度も謝りながら、泣いていました。
本人が一番、痛くて、悔しくて、辛いだろうに
謝るんです。
処置が落ち着いて、手術を待つ間に色んな事を考えました。
前の晩、旦那が電話を掛けて来たのにもう布団の中(チビの寝かし付け中)だから…と、話をしなかったのがいけなかった?
私が最近、怠惰過ぎるから神様の戒めにあった?
伯父の一周忌法要やってないから?
↑こんなこと考えられても、亡くなった方にしてみりゃ甚だ迷惑千万ですよね。。
でも逆のことも考えるんです。
伯父が守ってくれたから、命が助かった?とか…
夕方5時過ぎに手術室に入り、夜11時前に病室に帰って来るまでの間に、私の父が仕事終りで駆け付けてくれて、一緒にいてくれました。
とても心強かったです。
術後の旦那と対面して…
心配だし、可哀想だし、ずっと側に居たかったけど5分ほど側にいて
「また明日来るね」と言って帰って来ました。
いつも、自分に言い聞かせていたことだけど
今日改めて痛感しました。
『行ってきます』と、出掛けた人が元気に帰って来るというのは
決して当たり前の事ではないのだと。。。
今になって、これを書きながら我慢していた涙が溢れて止まりません。
隣でいびきをかきながら眠る旦那がいない。。。
でも…生きててくれて、良かった。。。
命があって良かった。。。
今はただそれだけです。